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ピアニスト 舘野泉

 1936年東京生まれ。60年東京芸術大学を首席で卒業。64年よりヘルシンキ在住。68年メシアン・コンクール第2位。同年よりフィンランド国立音楽院シベリウス・アカデミーの教授をつとめる。81年以降、フィンランド政府の終身芸術家給与を受けて演奏生活に専念し、今日にいたる。96年日本と諸外国との友好親善への貢献に対し、外務大臣表彰受賞。

 これまでに、日本と北欧5カ国をはじめ、欧米、豪州、ロシア、アジア諸国、中近東の各国で3000回を超えるコンサートをおこない、その温かく、人間味あふれる演奏によって、世界のあらゆる地域の聴衆に深い感動を与えている。多彩なレパートリーを誇り、持ち前の情熱的で美しい音色を生かした演奏は音楽への愛情で溢れている。

 リリースされているCDはすでに100枚に近く、いずれのアルバムも世界中の、幅広い層の聴衆の熱い支持をえている。

 純度の高い、透明な抒情を紡ぎだす、この孤高の鍵盤詩人は、2001年に演奏生活40周年を迎え、それを記念して各地でリサイタルを行ったが、その翌年、脳溢血で倒れ右半身不随となる。2年半に及ぶ苦闘の日々を不屈の精神でのりきって、左手による演奏会で復帰をはたす。命の水脈をたどるようにして取り組んだ左手による作品は、静かに燃える愛情に裏打ちされ、聴く人の心に忘れがたい刻印を残す。

 日本の、クラシックのアーティストとしては初めての、そして最も長続きしている「ファンクラブ」を各地に持つ。

 福島県原町市民文化会館名誉館長。オウルンサロ(フィンランド)音楽祭音楽監督。

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